ご近所あるある!

夫婦円満の秘密は、「場」にあった!    No.285.2020.10.8.
 

こんにちは!


「穏やかに癒される場作りコンサルタント


釘宮です。(*^_^*)


ご近所トラブルあるある!


念願のマイホームを建て、
引っ越ししたA子さん。


同じ年のガッツ石松似の優しいご主人と、
来年小学校にあがる長女と
保育園の長男の4人家族。

子どもたちのことを考え、
小学校に入る前に、と頑張って家を建てました。


夫婦仲も良く、
子供たちも元気で明るく、
まさに、理想的なご家庭でした。


家の立地条件も、良かったことが、
大きな決め手でした。


ご主人とA子さんの職場も近く、
子どもたちの学校も近い上に、
スーパーも、近かった。
生活しやすい環境です。


ただ、一つ気になったことは、
そこは、古い住宅地のど真ん中だったこと。


昭和の初めに、山を切り開いて、
分譲住宅地として売り出され、
すでに、その家に住んでいた子供さん達も独立して、
ほとんどの家が、ご高齢のご夫婦二人暮らしでした。


中には、
二世帯住宅の家に建て替えして、
子供さんやお孫さんと一緒に住んでいる所もありました。


今は、

家を建てると決まったら、
業者が、ご近所にあいさつ回りをしてくれるそうです。
便利になりましたね。


「工事に入ります。」


「工事が終わりました。」


「引っ越しします。」


それぞれの業者の方が、洗剤やティシュを持って、
ご丁寧に、ご挨拶文とともに届けてくれます。


忙しい現代人には、もってこいのサービスです。


そして、


無事、引っ越しの荷物も運びこまれ、
新品の大きな家具や電化製品も、
設置が終わりました。


ほっと、する間もなく、

「ご近所にご挨拶に行かないと!」


すでに、日が暮れて、
夕方7時。

もう、疲れ切っていました。


明日にしようかと迷ったけれども、
せめて、両隣と前の家だけは、
ご挨拶に行っておかないと…。


ご主人とそう話し、

子供たちも連れて、
まずは、お隣から行きました。


家を建てている途中に、
何度か、顔を合わせて、
軽く挨拶はしていましたので、
全く知らない人ではないので、
気持ちも楽でした。


ピンポーン

チャイムを押すと、
すぐに、奥さんが出てこられて、


「無事に、お引越しができて良かったですね。
 おめでとうございます。
 これから、よろしくお願い致します」

と、気さくに挨拶してくれました。


そして、


「ご近所にご挨拶されましたか?

 前の家の奥さんには、
 早めに、ご挨拶に行かれた方が、良いですよ。」

と、言われました。

 

「?」


理由を聞こうと思いましたが、
なんとなく、ためらわれて…。

とりあえず、前の家に行きました。

 

ピンポーン


玄関の灯りも家の中の灯りも点いているのに、
出てこない。

 


遠慮しながら、
再度、

 

ピンポーン

 

しばらく、待ちましたが、
出てこない。

 

さすがに、3回目を鳴らすのをためらい、
明日、出直そうと、帰ったのでした。

 

翌日、いつも通り仕事に行き、
夕方A子さんが、仕事から帰ったのが午後7時。


お腹を空かせた子供たちに、夕食を食べさせてあげないと、
と、慌ただしく作って、気がつくと8時を過ぎていました。


前の家のご挨拶…。


遅くなったから、明日にしよう。

 

そう思っているうちに、
ご挨拶もできず、週末になりました。


やっと時間ができたので、
件の前の家へ、子供たちと一緒に行きました。

 

ピンポーン

 

出てこない。

 

ピンポーン

 

出てこない。

 


3回目、押そうか、どうしようかと迷っている所に、
やっと、家の中から、物音が聞こえてきました。


待っていると、

ドアの向こうから、


「どなた?」

 

「ご近所に引っ越ししてきたものですが、
ご挨拶に来ました」

 

すると、おもむろにドアを開けて、

 

開口一番、


「うちへの挨拶は、一番最後なんですね!」

 


なんのことか、わからず、
キョトンとしていると、

 

「○○さんから、聞かれませんでしたか?

 うちが、一番古いんです。

 皆さん、引っ越ししてきたら、

 一番にご挨拶に来られるんですよ」

 

「すみません!

忙しかったものですから、

遅くなりました」

 

と、謝ったそうですが、

それ以降、

ゴミ出しで会って挨拶しても、
プイと横を向いて、知らん顔されるそうです。


だんだんとゴミ出しが苦痛になって、
朝早くご主人に出してもらっていたそうですが…。


なんとなく、家の中から監視されているような雰囲気を感じ、
気持ち悪く、落ち着かない毎日になってしまったのでした。


こうなると、
家の中の片付けも、手つかずのまま、
気持ちも落ち込み、

A子さんの気持ちが、子供たちにも伝わり、
子供さん達も、A子さんの顔色をうかがって、
元気がなくなってしまったのでした。


さすがに、気がつきました。

「このままではいけない」


「もしかしたら、引っ越しの時に、おはらいをしてもらわなかったからかも」


と言うことで、スマホで「家のおはらい」で、検索して、
当HPを訪ねてくれました。

「電話無料相談」での

電話口のA子さんの、暗く落ち込んだ声が、
涙声に変わるのに、そんなに時間はかかりませんでした。

いままで抑えていた緊張の糸が、プッツンと切れてしまったのです。


知らない土地で、知らない人たちと同じ空間で過ごしていくのに、
「無視」をされるのは、つらいことです。

昔は、仲間外れにすることを「村八分」、「ムラハチ」と言っていました。


いままでの経過を聞いているうちに、

前の家だけではなく、
どうも、ご近所の人たちに、それぞれ、
一癖も、二癖もある様子がわかりました。


「やはり土地に問題があるかもしれませんから、
一度、調べてみましょう。」


調べて見ると、
案の定、土地のマイナスの影響を受けていました。


早速、ご自宅の土地のマイナスをストップさせました。


すると、
まず、子供さん達の様子が変わりました。


やはり、子どもは変化に敏感です。


笑い声が戻ってきました。


A子さんも同じです。

うつむきがちだったのが、
顔を上げて、いつの間にか、
おしゃべりしていました。

さらに、

あれほど、ツンツンしていた前の家の奥さんが、

会釈をするようになりました。


ビックリ!

 

これから、新しい家で、
ご主人と子供さん達で、
いろんな思い出ができていくことでしょう。


楽しみです!

 

ご近所、あるある!

完全予約制。
電話相談承り中。
30分 無料、それ以降30分ごとに3000円。 

http://www.yakubarai.net/consul.html


【編集後記】

寒くなりましたね。

我が家は、とうとうストーブを引っ張りだしました。

焼き芋、煮豆、ぜんざいと、
今年の冬も、大活躍してくれる
頼もしい調理器具です。


風が、強くなっています。

台風、お気をつけください。


それでは、
また、来週!

(*^_^*)


発行:コスモウェーブ研究所
URL:http://www.yakubarai.net
mail:kugimiya@cosmo-wv.com
発行人:ライフコンサルタント 釘宮 千恵